今年、ハワイに行っている時、ワールドシリーズがやってました。なので、ドジャースとブルージェイズの7連戦を観てました。歴史に残る壮絶な試合で、ドラマや映画でもここまでのシナリオは無理だよな的な展開でした。
今日、夜の9時からNHK特集で、大谷翔平の2025年をやっていましたが、ワールドシリーズを通して、チームの1年を描いていたし、チーム作りを描いていたし、ドジャースの強さに、大谷翔平のマインド、モノの見方と考え方を描いていて、感動しました。
まず、大谷翔平がどんなにスーパースターでも、彼ひとりでは勝つことはできないのです。なぜなら、野球は団体スポーツであること。多くの人が関わっている組織戦であること。勝負の神様がいること。などなどから、個々の選手が優秀でも、簡単には優勝できない競技なのだと。
なので、彼は、チームを「勝者の品格」に上げるために心を砕いて、マインドセット、チームビルディングをしている。さらには、いち選手として自分がしなければならないことをしているのだなと。さらに、その象徴として山本由伸投手の「公」のために自らの使命と責任を果たす姿が描かれていました。
結果、チームのみんなが、大谷翔平、山本由伸の、人としての生き方、野球に対する姿勢、日々の行動、言葉、同僚をリスペクトする姿、対戦相手への配慮、勝負の神様に対する謙虚さ、を米国人はじめとする様々な国からなる選手が理解して、みんなが同じ方向(チームの勝利)に力を結集して努力するようになる姿を描いてました。
ちょうど、前の日に、NHKスペシャル「新・ジャポニズム 時代劇」を観ていて、日本人の品格を考えていたので、それと重なって、「大谷翔平は武士道を極めている人なのだ。」「山本由伸も目指しているところは一緒だな。」「佐々木郎希も二人を追っかけて欲しいな。」と。
だから、私は、日本人が好きです。
そう、英語版の坂の上の雲を読んでみて、異国民の視点から、私の好きな日本人を考えたいと思います。

