参加者はSWOT分析を学び、ご自分の病院や法人のドミナント地区のマーケティング・マッピングを行います。
どこのどんな資料を調べればいいのか、その方法を知って、真剣にNET検索しています。「そうか〜」「なるほど〜」「そういうことか〜」といたるところから声が上がります。
本間から、「介護保険の市場はいつでピークアウトしますか?」「現在と比べ、介護保険給付はいくら伸びますか?」「勝負どころはいつですか?」と質問しました。ある参加者は、「ピークアウトは2035年です。介護保険はこれから26億円増えます。勝負は2020年から5年間です。だから、すぐに事業計画を策定し手を打たなければなりません。」と答えました。そして、参加者が全員、答えました。
私から「どうですか? 残された時間と残された金額を知ってしまった気分は? ねっ、きついね。だから、ここからが経営企画室の仕事だね。」とお話ししました。
参加者から不評を買っていたのは仙台市から来ている参加者です(笑)。多くの参加者が、これから増える需要額が、「8億円です。」「12億円です。」「26億円です。」「80億円です。」と答えている中、一人だけ、「需要のピークアウトは2055年で、これから増える介護保険事業の需要はOOOO億円です。」と答えて、参加者一同から羨望の眼差しと嫉妬の炎に包まれていました(笑)。← 仙台市で介護事業をしているみなさん、当たりくじです。おめでとうございます。しかし、目の前に座っていた山形県の医療法人・社会福祉法人の参加者に「仙台への進出を企画するからね。」と言われていたとおり、腕に自信のある医療・福祉の事業者さんが仙台を目指していくことになるのだと思います。
これからは、どこで仕事しているかで明暗が分かれますね。