いいとか悪いとかの話ではありません。

信長のような気性の激しい経営者の方と90分ほどお話をしていました。能力はかなりのもので、意欲もかなりのものです。ご高齢とは思えないほど元気です。ただし、職員さんは勤めるのは、かなり、大変であることは事実です。ある意味覚悟がいります。人によっては「泣かぬなら、殺してしまえ、ホトトギス」的な感じを抱かせる方なので。私はそうは思いませんが。

人事制度の話、経営の話、ファシリティの話。話をしていると、ご自分が興奮してきて、机をお持ちのスプーンで叩いたり、ハンカチで叩いたりします。← ことわっておきますが、異常なわけではありません。笑うと愛嬌があります。

 

お陰様で、人事制度は先に進みそうです。また、ファシリティマネジメントが始まりそうな感じ(これがよくわからないのですが感じです)です。

 

お勤めの管理職のみなさんに、「理事長対応業務標準」が必要なのです。例えば、理事長室への入り方です。初めて管理職になった人は部屋の入り方で怒られます。

なんでこんな感じです。

【業務標準】

「理事長室への入室」:ノックをし、ドアを開く際、おそるおそるドアを開けないこと。ドアは、普通の感じであけること。

① 普通の時:元気に名前を名乗り、一礼して「失礼してよろしいでしょうか?」とはっきりと聞こえる声で挨拶すること。

② 成績が悪い時:「恐縮です、または、申し訳ありません。OOです。失礼してもよろしいでしょうか。」とはじめに「恐縮です、か、申し訳ありません。」を必ず、つけること。

「アピール」:常にアピールを忘れないこと。誰よりも意欲があることを伝えること。5分でもいいので、顔を見て話ができる時間をつくること。成果が上がったときは、数字とともに部下の働きをしっかりアピールすること。

 

冗談で書いているのではありません。分からない人は分からないものです。どんな、ご性格の経営者に仕えているのかを理解することは、とても重要です。禄をはむ以上、必ず、アジャストするべきです。

あとは、人それぞれに生き方の問題です。

 

こちらの法人さんの人事制度をつくるにおいて、やっておかなければいけない重要な作業の一つです。

コンサルタントに求められる仕事もいろいろです。