「進行性の乳がんを患い、化学療法が効かずにがん細胞が他の臓器に広がっていた女性患者に対し、免疫系に働きかける実験的治療を施したところ、がんが完治したとの研究結果を、米国の研究チームが4日発表した。」という記事を読みました。乳がんに怯えている女性が多くいることを知っているので、期待したいですね。
研究チームは、女性の腫瘍から取り出したリンパ球を調べ、がん細胞に反応するリンパ球の種類を特定。特定されたリンパ球は研究室で再活性化され、別の種類のがんに対する治療で効果が示されている免疫治療薬「免疫チェックポイント阻害剤」と共に体内に戻すということだそうで、とにかく、メスがないことや臓器を切除しないというのは、大事なことですよね。
この方法により、「個人に合わせた」抗がん治療を実現し、「完全な腫瘍の退縮」につながったと、研究チームは述べている。とのこと。本当に期待したいですね。