番頭塾2018、無事、表彰式まで辿り着きました。皆さん、お疲れ様でした。

6日間コース、無事、終了しました。ほっとしました。

 

「S」評価は2人です。

お一人は、経営が分かっていて、かつ、自法人のことが分かっている。今回の学習を通して、課題に対する問題意識が明確になり、出口を一生懸命探している内容が、事業計画の中で表現されていました。「ああ、ご苦労されているな。問題を前に、どうしようか悩んでいるな。」というのが分かるんです。法人の経営に関わる問題が問題として理解できていることは大事です。

もちろん、出口戦略もしっかりできていました。

→ 言うなれば、即戦力評価のドラフト1位(12球団で)

 

もう一人の「S」は、まだまだ、番頭さんとしての苦労はこれからです。しかし、光るものがあるんです。野球でいうと、「いい球投げるねから。大きく育って欲しいな〜。」という期待感がある事業計画でした。書かれている文字に、「自分」があり、答えに近づいていける「センス」を感じます。この人は、まだ、責任のある立場ではない若手さんのようで、多分、彼の上司の事務長さんが優秀で、その影響を受けて上手に育っているのだと思います。

ここの事務長さんは「A」評価だったんで。多分、この事務長あっての「S」評価かなとも思います。

→ 言うなれば、将来性を評価のドラフト1位

 

そして、「S」と「A」の間の相談員の参加者が一人いました。彼は相談員さんなんで、経営というところへの関与が薄いというところがそうさせるのでしょうが、経営に関する臨場感が薄いのです。彼は、相談員ではなく、経営に関わる部署で腕を磨けば、あのセンスがあれば、良い番頭さんになるはずです。彼を才能を見出してくれる経営者さんであるといいのですが。

→ 言うなれば、すぐにプロに入るのではなく、まずは社会人野球で経験を積んで、将来のドラフト1位候補というところでしょうか。

 

皆さん、3か月、楽しかったです。ありがとうございました。

2020年オリンピックの年に、番頭塾「塾頭育成塾」でお会いしましょう!

 

追伸

林田さん、送りこまれた2人は、おっしゃる通り優秀でした。間違いありません。お一人は「A」評価です。昨日はプレゼンもされていました。彼には、もっと責任のある立場で難しい仕事をさせてください(笑)。鍛え方が足りないので、鍛えたら大きな戦力になります。若手のNさんの方は、頭のいい子です。素直で学習意欲もありセンスがあります。彼は、じっくり育てられたいいと思います。経験を積んで人に強くなれば、必ず、ご活躍される方だと思います。