今月末に使うレジメの「そして、ラグビー」のところです。
そして、ラグビー
ラグビーの基本です。
One for All, All for One
「一人はみんなのために、みんなは一人のために。」
私は、医療と福祉(介護、障がい、就学前)は、ラグビーのとてもよく似ていると思っています。皆さんはラグビーを観たことがありますか? ラグビーは、試合が始まってしまえば、もう、監督の声は届きません。監督はどこにいるかと言うと、観客と同じスタンドにいるのです。もう、見つめるしかありません。あとは、局面ごとに選手が考えて試合をします。
例えば、野球は、投手が1球投げるごとにベンチを見ることができます。ピンチの時に強打者と対戦したくない場合は、投手が対戦を望んでも、敬遠を指示することができる。サッカーの場合は、試合が始まれば、監督は常にグラウンドぎりぎりのところにいます。なので、指示を出しているのをワールドカップなので見ることがあったと思います。
さて、皆さんの現場を考えてみましょう。ラグビーと似ていませんか? 理事長、常務、部長、施設長、は皆さんのところにいません。また、ラグビーと同じようにグランドの全てで選手とボールが動き回ります。特定のところではありません。そして、スクラムやボールを取り合い場面には常に複数の人が係わりのです。皆さんの仕事も同じです。全ての業務は繋がっています。福祉の現場もラグビーの流れの中での仕事です。一人が役割を果たさなかったり怠けたり、連携するところ、約束ごとを忘れていれば、そのまま失点に繋がります。
強いチームの10の条件(本間独自の見解)
では、試合に勝つチームとはどんなチームだと思いますか? 強いチームの共通点です。
- 現場のキャプテンシーを大事にする。
- ラグビーというスポーツがどういうものかよく知っている。(勝つための)
- 基本の反復を大事にしている。
- ラグビーはミスするスポーツ。何よりもサポートプレーを大事している。
- 常に、走りながら考える。考えながら走る。
- 約束ごとをしっかり頭に入れておく。
- 声を出す。励ます。叱咤する。
- 何よりもチームワークを大切にする。
- 逃げない。常に前向き。タックルが命。
- 15人ではなく23人で戦う。そして、ベンチ、スタンドともに戦う。
全ては、勝利のために。
全ては、チームメート(仲間)のために。
全ては、応援してくれる人たちのために。
全ては、自分のために。
個人的に、ラグビーが好きになっていただけると嬉しいです!
私のご贔屓のチームは、岩手県釜石市にある、釜石シーウェーブスというチームです。
次は、グラウンドでお会いしましょう。