今、シロ物家電は、当然、三菱ではない。中国製品が一番です。
では、日本には、勝ち目がないか? そんなことはありません。しかし、選手交代です。東芝、三菱、パナ、日立の時代ではありません。
では、誰か?
今、LED電球のシェアは、当然、パナソニックではありません。じゃあ中国製品? これも違います。
LED照明一番のシェアを持っているのは、アイリスオーヤマです。
そして、そのアイリスオーヤマ(仙台市)がテレビ販売に参入します。アイリスオーヤマは、はじめ、プラスチックの衣装箱を作っていた会社です。皆さんの家にも、必ず、あるはずです。
この、11月末に国内で、一気に7機種を発売するそうです。しかも、高画質の「4K」に対応した55型で、価格は10万円前後に抑えるとのこと。
2020年の東京五輪前の買い替え需要を狙って。
日本人は、日本人のやり方で、問題を克服する。東芝、三菱、パナ、日立ではなく、新しい考え方の新しい経営を行う経営者によって、お家芸だったシロもの家電が復活するかもしれませんね。
アイリスオーヤマは、今度は、輸出企業になるかもしれません。
古来、帝国は、異民族によって滅ぼされる。
時代の変わり目は、医療、社会福祉法人さんだけではありません。
医療と社会福祉法人は、今までと変わらない経営者に変わり、新しいコンセプトを持った、新しい考え方をする、今までとは違う価値観を持った経営者に取って変わられる時が来るのかもしれません。
アイリスオーヤマさんから、何を学ぶべきか? 変われなければ、変わられるだけ、選手交代になるだけということです。理由は、お分かりの通り、時代が変わってしまったから。
だって、特養が一番利益が上がらない事業になるなんて、想像していなかったと思います。私のお客様、特養が自法人の事業全体のシェアを持っている法人の業績は良くありません。