質問3:
マーケットという観点から見ると、首都圏をはじめとした札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇は特別な地域と理解しています。しかし、その他の都市は真逆のマーケットになります。これから、人口減、高齢者減、働き手減、財政減の街の地域包括ケアシステムは、強い事業者が地域を守る担い手ということになりますでしょうか。先生のご見解をお聞かせください。
お答え:
「その通りです。」
これは、2017年8月に、私が田中滋先生にさせていただいた質問と答えです。
11月23日、対馬先生のパートで、先生は「私は、30年福祉の仕事をして、福祉とは何か?という問いに、『福祉とは街づくりだ。』だと理解した。」とおっしゃっていたのが一番印象に残ったことです。
お陰様で、来年(2019年)1月27日にお話しさせていただく柱が決まりました。
そうなると、やはり、地域に守護大名(役所)に変わり、経営能力のある戦国大名が守護代として守護大名に変わり国を統治し、その大名を中心に、国衆(各事業者)が集まって、国の政(くにのまつりごと)をするようになっていくのが、2040年モデルなんだと。
なんで、上越地区であれば、長尾景虎の居城の春日山に、直江、柿崎、宇佐美などの国衆が登城するように。甲府地区だと、武田晴信を棟梁とし、躑躅ヶ崎に、板垣、甘利、真田らが集い、甲州法度の下、国を富ませてゆく的な。
1月27日には、「2040年に、今の法律や制度のような社会福祉法人があるとは思っていません。」とお話しするつもりです。「現行の社会福祉法人の数は、10分の1程度になっているはずですし。だって、その頃は、1800の市町村なんて数はなく、500程度になっているはずで、その中に、形を変えた社会福祉法人が4〜5程度になっているはずです。」とお話しするつもりです。
では、どんな形になるか? ですよね。いつも、こう言ってます。
「簡単ですよ。あなたの街にも、イオンモールがあるでしょう?」
「そうなると、商店街、小さなスーパーは無くなってるでしょう?」
「残っているのは、コンビニ、セグメント化された市場用のお店、超ごだわりの商品を揃えたお店。」
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意見には個人差があるので、よろしくお願いします。