ブラック企業の代表と揶揄されていた、ワタミフーズが、ホワイト企業に変身しているとのことです。
まず、みなさんは、飲食業の離職率をご存じでしょうか? 私は、いつも、職員研修の時に、「介護は最低」と言われるので、「いいえ、外食、物流、小売、土木などを、ちゃんと見れば分かる。」とお話を続けてきました。まあ、下と比べてどうすんのってことで、細かく説明しないわけですが。
概ね、外食産業の離職率は30%を超えているのです。また、先ほどの産業は、介護よりは高いのが現実なんです。(何度も言いますが、下と比べてどうすんの?と言われるのがね。)
ここにきて、ワタミフーズは、劇的に改善しているのです。以下が離職率の推移だそうです。
2015年 21%
2016年 15%
2017年 7%
こちらの会社は、「業務改善委員会」や「労務戦略課」を新設。働き続けることが困難になる本当の原因を調べていきました。
結果は、以下の通りだった
1 長時間労働
2 所定の休憩時間が取れない
3 有給が取れない
改善のため、以下を実施
1 社員の労働時間の管理
2 相談窓口の設置
3 会社・上司への評価
ノテさんも、改善を重ね、7%代になってますものね。確か、3倍近くの離職率だったと思いますが。
1月26日の、HMS「人事制度、人事考課制度、働き方改革、同一労働・同一賃金」の中でご説明させていただきます。
「人」も「法人」も、「本気」であれば、変われるんです。