26日の事務責任者、本部機能強化のはじめです。「多くの方にお申し込みをいただき、ありがとうございます。頑張ります!」

事務責任者職・本部機能を定義する

事務長は何者か

  • 法人事務局長とは、事務責任者。
  • 事務責任者とは、ケアとキュア以外の全てに責任を持つ者。
  • ケアとキュア以外の全てに責任を持つ者とは、経営と運営を司する者。
  • 経営と運営を司する者の力量で法人の業績が決まる。

事務責任者

 前ページの鳥瞰図のように、事務責任者の業務範囲は広い。但し、事務方を取り仕切る職種は、法人の規模やロケーション、生い立ち等によってそのポジションは異なる。例えば、専務理事、常務理事、部長、事務局長、事務責任者などポジジョンにはそれぞれの役割が求められる。

そのため、このセミナーでは「事務責任者」と呼ぶ。

 

役割と責任を定義する

事務責任者:キュアとケア以外の全ての責任を担う人と定義する。

                       :法人の行政機関を司する。

         :法人の経営を司する。

本部:事務責任者の下、法人経営を全体最適化するために機能する組織と定義する。

                  :業務の処理が正確に、且つ、遅滞なく行われる法人の行政機関と定義する。

経営企画:理事長、事務責任者の直轄チームで、法人の将来を担保するため、サステナビリティ(持続可能性)の実現のため、ゴーイング・コンサーン(継続法人の前提)の条件を満たすために活動する機関と定義する。

経営者:永続的に金銭を獲得することができる仕組みを創る機関と定義する。

 

役割と責任を自覚する

事務責任者:経営者であることを自覚する。

:己のマインド(素)が、法人の風土(カルチャー)を決定すると自覚する。

本部職員:事務屋ではないことを自覚する。

:事務責任者が、常に何を考えているかを理解する。

:経営者、事務責任者の指示を受けたとき、その真の目的を理解する。

事務責任者・本部職員:法律と制度の遵守(コンプライアンス)の要であることを自覚する。

:法律と制度の遵守(コンプライアンス)のマネジメントは、業績よりも重要な仕事と理解する。

 

事業の法律、制度には誰よりも詳しい

事務責任者:法律や制度を理解して、内部統制を司する。

本部:内部統制を機能させる。