6月16日のレジメから「介護医療院について」

介護医療院

  • 「医療が必要な要介護者の長期療養・生活施設(医療・介護・生活)」として、2018年4月に新設された。
  • 介護医療院は、在宅復帰率の退院先の対象となり、地域包括ケアシステムの「在宅」と位置付け。医療ケアを終えても、在宅で医療処置が必要な人で、老老、単独世帯のような人が対象。
  • 高齢者の看取り施設としての機能が期待されている。2040年は、現在よりも36万人多い166万人が死亡する。41万人分の看取りのための病院ベットが不足する。介護医療院がその任を担うことが期待される。
  • 介護療養病床・介護療養型老健・医療療養病床 25:1からの転換先として期待されている。2018年末の時点で、113施設、7414床。また、2018年末 介護療養病床 41,824床は、介護医療院を始め、さまざまな他の病床に転換を進めている。
  • 療養病床 約32万床の半数は、介護医療院なってゆく? また、一般病院で稼働していない病床は、介護医療院への転換がある。
  • 介護医療院の利用者は、脳血管疾患、認知症、心疾患、糖尿病、高血圧症、廃用症候群、その他。
  • 介護医療院は、急増する団塊の世代の、重度、認知症、看取りの切り札になる。
  • 介護医療院は、特養の、最も大きな競合に施設になる。社会福祉法人は、介護医療院を勉強しておく必要がある。
  • 介護医療院の理解は、「介護医療院開設に向けたハンドブック」(H313月)みずほ情報総研株式会社、211ページに渡り詳細に解説されている。