ラグビーはいいぞ!的な。⑴
往年のスター、神戸製鋼、日本代表の林さんという方がいます。平尾誠二さん率いる神戸製鋼黄金世代のFWです。
この人、サッカー少年だったんです。しかし、どうもチームで浮いてて、なんか疎外感があり、レギュラーで将来性があると地域で評価されていたのに辞めたんです。
そして、誘われるままラグビーを始めます。すると、ラグビーの魅力にはまります。体をぶつけ合う爽快感、そして、何よりもチームで戦う一体感だったそうです。
高校選抜に選ばれて、海外遠征に、試合前にスクールウォーズのモデルになった山口先生が「みんな手を握れ、おまえたちのお父さんお母さん、学校の先生、ラグビー協会の人たち、みんながおまえたちの勝ったという知らせを待ってるぞ!」と言われたそうです。
林さんは「自然と涙が出てきた。」と。
まさに、「One for All. All for One.」です。
ラグビーはいいぞ!的な。⑵
万年Bクラスの横浜ベイスターズが強くなっています。選手の育成をしている2軍監督が「組織に、一体感というか、新しいカルチャーができつつある。」と。
横浜ベイスターズは野球のプロチームにもかかわらず、6年前からラグビーの指導者のコンサルを受けているそうです。はじめは、「ラグビーの指導法など半信半疑」だったそうです。
では、なぜ、ラグビーか? このコンサルタントは、「レギュラー、控え、コーチ、裏方の全てが意思疎通や共通の想いを育むことの大切さを徹底して教育された」そうです。
プロ野球は、選手もコーチもオレ流が多かったんですが、今では、1軍、2軍が統一した方針で選手育成をするようになったそうです。
結果、数年で、「勝つチームのカルチャー」ができてきたそうです。
だから、勝つために、個人ではなくチームで戦い、絶対に最後まで、諦めない。チームのため、プライドをもって、最後まで戦う。
ねっ、ラグビーはいいでしょう?