10/27 am よろしければ来ませんか?

法人には、財務・会計のプロと言われている顧問税理士がいる、会計事務所があります。しかし、一般病院の4割が赤字。社会福祉法人の3割近くが赤字。株式会社の3割が赤字(WJU調べ)。もし、税理士法人や会計事務所が財務・会計のプロが横についているはずなのに、なぜ、そうなるのであろうか?

財務諸表は、そもそも、その法人の過去を表にしたものであって、「数字で見た結果」でしかありません。要するに法人の将来のために、何を、どのように、いつまでに、どれくらい、幾らで変えればいいかを示すものではないのです。

 

私は、多くの医療法人、社会福祉法人にコンサルティングで財務・会計を支援しているが、財務担当者、会社担当者で、例えば、医療法人で「訪問看護、訪問リハ、看護小規模多機能のことが分かっている。」という財務・会計担当者を知りません。「今、どれくらいの坪単価で病院が建つか知らない。」、「今、職員をどのように集めたらいいかは分からない。」。社会福祉法人で、「2040年モデルの事業は何が正解なのかを知っている。」財務・会計の担当者はいない。「今、一番利益が上がらない事業が特養だ。」と理解している人はいない。「特養の加算項目が43ある。」などはほぼ理解している税理士や会計士に出会ったことはありません。

 

以上のようなレベルで、本当に、今の経営環境の中、財務・会計のプロと呼べるのだろうか?  私は、「法人経営者に、昔の古き良き時代の顧問税理士ではなく、生き残りを賭けて戦う時代の2040年モデル仕様の財務・会計顧問とは何か?を理解して、経営のパートナーを選ぶことが大事です。」と経営者に説明をしています。なぜなら、財務・会計は、2040年に向けて。新しい視点で考えなければならないからです。

 

これからの時代は、利益を上げ切る強い法人経営が求められます。そのために、財務は償却で経営を考え、会計は管理会計で考えなければなりません。そして、WJUメソッドで進める管理会計は、「経営管理経営マネジメントシステム」です。WJUの管理会計は、現場は現場が理解し、現場が考え、現場が利益を出し切るマネジメントシステムです。メソッドに沿って行えば、確実に数字が変わリ成果が期待できるものです。

 

今日は、セミナーの管理会計のメソッドを理解することを主眼としています。管理会計で成果を出すためには、セミナーに参加の皆様は、法人に持ち帰り、マネジメントシステムにすることが必要であることを忘れないでください。最後は、マネジメントにかかっているのです。

 

本日のセミナーがご参加の法人それぞれに受け入れられて、経営に資するものになることを、強く、望んでいます。