鹿児島に行くんです、私。昨日の夜から言ってました。今週末も鹿児島の奄美です。
鹿児島に行くと、明治の偉人が沢山います。ホント、いるんです。日本を造った人たちが。
西郷さん、大久保さん、五代友厚、大山巌、森有礼、きら星のごとくいるんです。
では、そんなに始めから、鹿児島の偉人たちが優秀だったか? です。
で、薩摩にしかいないのか? そんなことはないわけで、偉人になったのには理由があって、この方達には、3つの「条件」が揃ったからだと思うのです。
1 然るべき「教育」を受けた。
2 幕末で、好むと好まざるとに関わらず、戦う「環境」があった。
3 維新後、要職の「立場」が与えられた。
だから、地球のような星があったとして、生命が誕生する「条件」があり、というのと同じ感じ。
もし、「教育」「環境」「立場」の「条件」が、薩摩ではなく、別の藩であったら、同じような偉人が生まれる反応があったのではないかと思うのです。
それが証拠に、肥前国の佐賀藩は、鍋島正直が現れて、「条件」を揃えていったので。結果、佐賀藩の武器を生む、奇跡の近代化を佐賀に起こしたので。
だから、職員を育てようと思うのであれば、教育は、全ての第一歩ですね。
そう、もう一つ忘れてました。大事な、大事な条件を。「志」という条件がありました。
その気がなければ、どんなに、教育してもダメですものね。
なんで、偉人誕生の「条件」は4つ。「志」「教育」「環境」「立場」ということですかね。人材育成も同じですかね。
薩摩の偉人たちも、強烈な「尊皇攘夷」という「志」から始まってますものね。