働き方改革で、セブンの社長が謝罪しました。「精勤手当」と「職責手当」についての残業代分が正しく計算されていなかったと言うものです。
要するに、手当にして、不当に安く計算していたということですかね。だから、ルールを勝手に決めて、残業を安く抑えるように工夫していたが、働き方改革で、いずれ、弁護士にやられることを想定して、労働基準局の指摘に応じたのかとも受け取れる感じがします。
セブンは、24時間営業についても問題を指摘されていました。取引関係の優位性を背景にして、労務環境を無視した、24時間営業継続の強要でした。
だから、世の中の価値観が変わっているのに、理解できない風土(カルチャー)があることと、取引先よりも利益を大切にするマインドによって、長年経営をしてきたということなのでしょうか。
このブログで、何度も何度も言っていますし、お会いする若い経営者、跡取りさんは、「お父さん、お母さんの言うことを聞いてはいけません。若い世代の価値観で労務管理を行わないと、経営に大きな痛手を負います、」と伝えているのです。
昭和、平成ではない、令和の働き方で対応しないといけないです。
で、話は、ここからで、だからと言って、やり過ぎてもダメです。
なんで、勉強して、研究して、働く人のことも考え、経営も考え、上手に間をとるバランスを考えましょう。
直すところは直し、工夫するところは工夫しましょう。
知識=経済成果です、