なんで、そんなに警戒してコンサルを始めないのかですか? もちろん、何回も、後ろから切りつけられたり撃たれたいしたからですよ。

4人でのコンサルティングの初日、終わりました。

コンサルティングは「絶対に急がない」とこのブログで何回も書いています。今日は、急ぐのでリスクが高いと書きました。

今日、一番、警戒していたのは、コンサルティングにとって、障害になる人、部署、グループ、役員がいるのかどうなのか、見切る時間がどうしてもいるのです。

また、誰が改革に対する敵か味方か、も見分けないといけません。

さらに、現場に、どんな、風土(カルチャー)があるのか分かりません。

こんなこともあります。例えば、経営者の方でさえ、私に対しての話と、職員の方への話が違っていたりするのです。

なんで、慎重に、慎重になります。

今日は、ある意味で、みんながその気にならないと時間がない法人さんなんで、団結せざるをえないのかもしれません。

 

今日、4人の感想は、経営の基本が足りないこと。今の働き方で給与がもらえること。何が正しくて何が正しくないのか、分かっていないこと。

だから、結論から言えば、誰も、法人のことを考えて動くという環境がなかったということでしょうか。

私は、「いいですか、今の経営の状態だと、病院を建て替えることができないのです。今のままだと、みなさんがやりたいと言っている、地域医療、地域を助ける介護はできないのです。物の見方と考え方を変えましょうね。」と。

そして、「黒字と赤字は紙一重ですよ。」とお話しし、資料でご説明しました。

 

これから、4人、それぞれ、現場に入って仕事をします。

なんで、そんなに警戒してコンサルを始めないのかですか? もちろん、何回も、後ろから切りつけられたり撃たれたりしたからですよ。

人や組織を変えようとすることは、並大抵のことではないのです。

 

今日が終わり、心の中で、「ああ、始まったな。」という感じです。

ここの仕事は、法人の将来がかかっているので、責任重大です。

やるだけですね。