今、社会福祉法人のある年齢以上の理事長さんとこれから理事長さんになる方とでは、求められている能力が違います。
しかも、これから理事長になる方は、昔の、ある年齢の理事長の数倍ではきかないくらいの能力が必要です。
先日も「本間さん、昔は、事業高12億円で、3億円もの利益が出たんです。特養、養護、デイ、訪問で。今ある資産のほとんどがその当時に作ったもので、そのまま今も残っているんです。」と話をしてくれました。
いい時代に理事長をしていた人が沢山いるんです。そして、今も理事長をしている法人があり、しかも、何もしない、、、。そして「国が悪い、世の中が悪い。」と言っている、、、「時代は変わった。今までは運が良すぎた。新しい価値観が必要だ。」が正解だと思うのですが。
今、特養、養護、デイ、訪問で1500万円〜2000万円利益が出れば上出来で、3法人に1法人は赤字です。
もう、同じ経営者が法人の舵取りをしていれば、地獄の底が口を開けます。なぜか、もう、行政も救済せずに破産させる選択肢を取るからです。
みなさん、今回の全国老施協の経営リーダー養成塾は、出発点に立っただけの話です。
従前の価値観に縛られたら、絶対に、未来がないと心得て、「明日から何をするか。」をしっかり持って帰りましょう。
今日の課題にある、2020年、2025年、2030年、2035年、2040年の「未来予想図」を作り、頭に刻んで帰りましょう。
よろしいですか、「今までは、運が良かっただけですよ。これからは、実力だけが拠り所です。」
「今までを否定して、経営を科学して、成功のセオリーに沿って組織を動かし、成功の方程式を組んで問題を解きましょう。そのため、成功の条件を可視化して帰りましょう。」
「そして、最後はやるかやらないかだけです。そう、気持ちと実行です。」