今日は、愚息が高校を卒業するにあたり、中高と6年間つづけてきたバスケの、中学の時の顧問の先生にご挨拶に仕事の合間に行って来ました。
お陰様で、中学の3年間は、全国優勝2回、全国準優勝1回と良い経験をさせていただきました。
お世話になった先生には、立ち話程度の挨拶だけですが、「中高6年間、本当にお世話になりました。それだけ言いたくて来ました。」とお話しし、「OO先生にご縁があったことをもって、息子の学生生活は成功だったと考えています。ありがとうございました。」とお礼を申し上げました。
「先生もご活躍ですね。先生から、いろいろ学ばせていただきました。全国優勝は結果ではありますが、全国で一番になるためには条件があるんだなということを学習させていただきました。私の仕事で使わせていただいています。」
「先生、うちの坊主が先生にお手紙を書いたようなので、後で読んでください。本当にお世話になりました。ありがとうございました。」
この先生は、若いんですよ。まだ、30代のはずです。中学バスケでは、もはや有名人のようです。
この先生、バスケの選手ではないのです。だから、プレーヤーの経験はほぼないのです。なのに、日本一のチームを作ったんです。
分かりますか、この先生は経営者だったんです。
彼は、教育者としてのマインドがあり、バスケ部顧問としてのマインドがあり、育てながら勝つためのものの見方と考え方が違うんです。
亡くなった、野村監督が「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。」、勝つべくして勝ち、負けるべくして負ける。たまに頑張っていると、運が味方して勝つことはあるが、ただし、条件は満たしていないと、運よく勝つことはない。という教えですね。
勝つ法人、生き残る法人は、強い経営が絶対条件です。
そう、条件があるんです。