今日は、朝から、面と向かってキツい話です。
「ここは、絶対に、大丈夫だから。職員の皆さんに伝えて下さい。問題は、マネジメントと風土(カルチャー)だから。」
「マネジメントと風土は、しっかり直すから。」
「経営者3人の方は、深く、反省して下さい。今日は、強い言い方で申し訳ないけど、その責任の重さを知って反省して下さい、よろしいですね。」
「何年間も、毎年、数千万円も垂れ流しにしてきて、だから、こうなったんですよ、分かりますか? 何をしてたんですか、ほんとに。」
「この風土のまま若い世代には渡せない。そう理解して下さい。」
こちらは、WJUのスタッフが入り、数字を分解し分析しています。
その結果、2000万円〜2500万円を無駄に漫然と支出しています。
また、入るべきお金を、漫然と、1500万円〜2000万円逃しています。
働く職員は、なんとも思っていない、、、、
「いいですか、全ては、経営に問題があったんですよ。ここは、やっている事業に問題はない、ブランディングはあるし、競争力もある。」
「だから、立ち直ります。こんなにもったいない法人もめずらしい。」
「なんの教育も行って来なかった。ありえない。」
こちらは、洒落にならないことが沢山起こります。
ご本人たちは気づかないのです。だから、こうなったんで。
外科手術の真っ最中なんで、しくじれば命に関わるので、繊細にかつ大胆に進めています。
お陰様で、クライアントさんが、全てを信じていただいているので、全てを理解し、癌細胞を特定し、生活習慣も理解したんで、癌の摘出と生活習慣を変えることと、体力回復のための栄養と退院後のプログラムを8月中に作ります。
まだまだ、命の危険があるので、予断は許しませんが、命を救い、社会復帰までの道筋は見えたので良かったです。
あとは、しくじらないだけですね。
とにかく、今、手術台にのせて、メスを入れながら、患部をみつて「ああ、ここね、これが悪さしているんだね。」とか「あっ、ここは思ったほど悪くないね。」とか「ここはこのまま残そう。」とか「ここが悪くなると、命を危うくするな、、、」とか。
手術台にのっている人には、「今、こんな感じですよ、OOさん。」「でもね、大丈夫、助かるから。」「これから社会復帰もできるから。」「これはあきらめましょうね。でも、健康になるから。」と会話している感じです。
お読みのみなさんは理解できますでしょうか?
風土(カルチャー)の大事さ。
成功の方程式と成功のセオリーと成功の条件を理解すること。
赤字と黒字は紙一重だと言うこと。
マインド。
物の見方と考え方。
強い心。
優しい心。
法人さんの生き死にを扱っているコンサルタントとしては、これが日常なんで、なんとも思っていませんし、「使命感と責任感」を感じて仕事しているだけですが。
兄から言わせると「こんな仕事をよくやっているな、しかも、複数一度に。よく、心も体も、もつよな。」と。
でも、これで、法人さんが一つ救えれば、それは意味があるでしょう?
一番問題なのは、お金がない会社さんなんで、お金になっていないことです。
Tさんに「はあっ?」と言われるのです、いつも。← Tさんの役目から言えば当たり前ですね。
それと、実働意外に、私の心の負担分ってのがあるわけですが、それは、見積もりにできないんですよね、この仕事。
まあ、私と一緒にプロジェクトチームを組んでいるWJUのスタッフも大変ですけどね。
土日関係ないでしょう、分かるでしょう。休みがあるわけないんですよね。