綺麗ごとのような、綺麗ごとじゃないところに「コンサルティングの真実」があります。

今日は、朝、再建を請け負っている法人さんのテレビ会議です。

法人さんから4人、WJUから4人です。

お陰様で、100%予定通りとはいきませんが、再建が本格化してきています。

 

経営者の方が一線を退かれた方になり、NO.2方が身を引かれました。

残られたNO.3の方が銀行対応と中のまとめ役を務め、若手3人の事業所責任者の方々が中心に進めています。

内部は、動揺はあるものの、みなさんは再建にむけて一丸となっていただいています。

また、再建のためのアクションプランに否定的な方は、自然と、法人を去られていく感じでしょうか。

 

いよいよ、新しいフェーズに入ってきているので、まずは、良かったと思っています。

再建が進んでいき始めている理由は、経営者の方が大きな心で一歩引いていただいたこと。

職員さんとWJUを信じていただけたことです。

 

今も現在進行形で、幾つかの法人さんで同じようなご事情の案件を進めています。

我々は、半分は心意気、使命感とか責任感です。もう、半分は「この法人をなんとかしてさあげたい。」と言う応援の気持ちです。

だから、法人さんが好きにならないとできないです。

 

WJUに加わった新人のコンサルタントさんに、「この経営者の方は好きなれないな、と思ったら、コンサルするのを辞めたらいいよ。」。

「本当にお金だけ仕事できるほど、甘い仕事じゃない。」「この人たちのために、って思わないと頑張れないよ。」「お金に使われたらおしまいだから。」とも。

みなさんには、どう映っているかは分かりませんが、そう言う仕事なんです、コンサルティングって。

もし「お金になるから。」と思って、コンサルタントになっている人がいたら、絶対に、続かないです。

絶対に、淘汰されます。そんなコンサルタントは、いつもお金と活動を天秤にかけちゃうから。

綺麗ごとのような、綺麗ごとじゃないところに「コンサルティングの真実」があります。

 

もし、これからコンサルタントになりたいと思っている方や、「コンサルタントになりたいのですが。」って、WJUにお問い合わせをしようとお考えの方がいれば、ご参考にして下さい。

仕事は、生優しくないですよ。だから、達成感も格別なんですが。

そうじゃなければ、人区や時間で仕事する作業員になったらいいですよ。

なんせ、沈みかけた船に、一緒に乗り込んで沈まないようにあらゆる手を尽くす仕事なんで。安全な陸地から「ああしろ。こうしろ。」とか「だから悪いんだ。」なんて仕事の仕方していないんで。そんなコンサルティングで、絶対に、法人は蘇りません。

時には、船の中で内乱が起こり、返り血を浴びることもあるので。

 

昨日も、新人コンサルタントさんが「再建の仕事はきれいな仕事ですね。小説を地で行くような仕事もされているんですね。」と。この手の仕事は、私しかしませんし、会社の中でも情報統制するので少数しか知りません。

この小説を地で行く仕事は、私だけしかしません。まあ、会社の人にも家族にも言わない感じで、終わってから「そう言うことなんだ。」的な。

ここは、亀の甲より年(とし)のこう、と言うところの経験が物を言いますね。そう言う仕事は、いつも後ろを振り返りながら(斬り付けられないように)、やるような案件ですね。

もちろん、そこには大義があるんですよ。お金には、魂は売らないんで。