病院経営は、事務長、本部機能、経営企画が大事なんですよ。

今、作っている報告書の一文です。

 

「病院事業は、OOの地で法人創設以来、最も厳しい時期を迎えていることを自覚する必要がある。これから、作成しなければならない事業計画の内容が法人の生き残りを決めると言っても過言ではないと考える。判断を間違えれば、2040年を迎えることが難しいと考える。」

 

「現状調査を行っている過程において、「条件」について、理解をしている法人関係者は数名であった。報告者とすれば、これだけの規模と歴史がある法人であれば、当然ながら、「フェーズ」と「条件」について、法人経営の重要な課題として理解されているものとの認識があった。このような現状に陥っている原因については、法人内に、経営企画機能が存在せず、課題を常に抽出し、評価し、取り組まれてこなかったことと考える。」

 

「常に、国の医療政策の変化、地域の変化、競合の戦略の変化に対し、漫然と見過ごして対応が遅れたために、今の状況がであることを理解し反省しなければならない。」

 

「法人は、今から7年前、医療介護総合確保推進法が成立した時 2014年に事業計画を策定するべきであったと考える。この時期に、国は、医療保険サービスの政策の大転換を図った。2014年以降、多くの医療法人が2040年を標榜した事業計画を策定し、医療法人の中には、新病院の建設を計画し、実行に移している。OOOOOOOOの計画もこの国の政策に対応して、OOOOOOとOOOOOOの生き残りを賭けた合併に他ならない。」