「大赤字を出してリストラを余儀なくされた私と彼らの間に、どんな違いがあるのかと調べると、『マーケティング』というキーワードが浮かび上がります。」

普遍的な真実です。勉強になります。

アイリス大山会長の言葉です。大尊敬しています。

 

記事です。

「顧客に必要とされる製品やサービスを継続的に送り出すことが、いかなる時代環境でも利益を出すための第一歩です。」

「売れる製品をたくさん出していれば、粗利は拡大しますし、あるジャンルの製品が売れなくなっても、他のジャンルの製品がカバーします。利益を出し続けるためには、顧客を中心に経営を組み立てる必要があるのです。」

「オイルショックのリバウンドによりプラスチック業界の8割の会社は赤字で、多くの会社が倒産しました。しかし驚くことに、2割の会社は黒字を維持していました。」

「大赤字を出してリストラを余儀なくされた私と彼らの間に、どんな違いがあるのかと調べると、『マーケティング』というキーワードが浮かび上がります。」

「『作ればどんどん売れるぞ』と踏んだ瞬間から、顧客のことは向こうに追いやり、品質のいいものを安く大量に作って問屋や商社に納めさえすれば儲かるという、プロダクトアウト型の経営に転じてしまったのです。」

「『好況時だけ儲かるビジネス』ならプロダクトアウト型でも構いません。しかし、『不況時でも儲かるビジネス』をするには、常に顧客側に立脚しなければならない。」

「プロダクトアウト型、マーケットイン型の経営が間違いというわけではないのですが、環境変化に翻弄されない会社をつくろうとすれば、ユーザーの動きをしっかりとらまえたユーザーイン型の経営ということになります。」