わたくしごとで恐縮です。
私、中学ぐらいの時に、「なつメロ」を好きで、レコード盤を買っていた時がありました。
家族は、不思議がりました。兄は、「冗談もたいがいにしろ、お金がもったいないだろう!」的な。
でも、その時は、「ああ、いい音楽だなー。」と思っていたのです。
例えば、藤山一郎「長崎の鐘」とか。他にもいろいろありまして、ズッーと聴いていた時期がありました。それと、同時に聴いたのが軍歌です、「若鷲の歌」とか「暁に祈る」とか。
もちろん、まだ、子供でしたので、歌の背景や意味は分かりませんでした。このブログでは何回も書いていますが、若い男子の親として、戦争を想像すると、体が震えるほどの恐怖を覚えます。
絶対にあってはいけないことです。
で、時は流れて、45年、私、NHK連続テレビ小説「エール」が気になって気になって、途中から、録画して観るようになりまして。
なぜかと言うと、私が中学生の時に聴いた歌が次々と流れます。そして、太平洋戦争と軍歌に。
「私が中学生の時に聴いた歌をこの人が作っていたとは、、、、」と、私、本当に驚いたのです。
古関さんは、どんな人だったのか、どんな背景があったのか、長崎の鐘はどんな感じでつくられたのか。
固唾を吞んで、テレビを観てました。やはり、かなりの葛藤があったんだなと知りましたし、すごい世の中だったんだなと。
戦後、作曲ができなくなった話や、作曲家のスタートは全く売れなかったというのも興味深かったですね。
そして、古関さんが、オリンピックマーチを作られたり、「六甲おろし」や巨人の応援歌「闘魂こめて」を作ったり、とんがり帽子やモスラの歌を作っていたことを知りました。これもビックリしたのです。
また、ずーと口ずさんでいて名作だと思っていた「栄冠は君に輝く」もそうだし、NHKのスポーツ放送のテーマ音楽とか、大好きでして、これも古関さんなんですね。驚き以外の何物でもなく。
まあ、おじさん化が進んでいるもので、毎日録画を観ながら涙することしばしばで、ほとんどお茶の間のおばちゃん化していたと思います。
日本では、この内容は、例えば、軍歌とかはタブーでしょうから「エール」は随分と思い切った企画だったんだなと。
古関さんのメロディーには、時代を越えた「普遍性」があるんですよね、きっと、と思っていたら、「お前の音楽は残る音楽。俺の音楽は流行る音楽。」と言うセリフがありました。
最後に来て、このセリフが出た時、心の中で正座して「勉強になりました、」的な。「おっしゃる通り。」と。
話は変わります。
先日、区切りの第10期が終わりました。丸5年が終了しました。
私、ずーと思っているのは、テーマはいろいろですが、内容に、必ず「普遍性」を求めているのです。
コンサルティングやセミナーには、「流行」があるわけです。
しかし、大事なのは「コンテンツ」なんで、
6年〜7年前、しきりに「サービス付き高齢者住宅」を説明するセミナーが大流行でした。
しかし、今はありません。そう、流行はいずれ終わる。
しかし、その内容に「普遍性」があれば、そう、「経営」と言う普遍性が加味されていれば、今も続いていたかもしれません。
HMSエリートも10期で、内容は、1期と全く変わってしまいました。
多分、7期あたりからかなり変えてきています。そして、9,10 期からもさらに変えています。
でも、変わっていないのは、「経営者」「成功する人」の内容です。経営は時代とともに変わるので。
成功する経営者には「普遍性」があると理解しています。
お聞きなりたい方は、HMSさんに「エリートに出たい。」と言って下さい。
そして、WJUも現在進行形で、全国で136本のコンサルティングをさせていただけているのも「普遍性」がキーワードだと思っています。
キーワードは「経営に資する」です。
今、WJU社労士法人の代表をしている細田は、入社当初は「こういう制度です。」とよく言ってました。私はいつも「ウチはコンサルティング会社だからね。」と言って話をしていました。
結果、2年経って、今や、WJUでも人気講師の一人になりました。
それは、彼女の能力に「経営に資すると言う普遍性」が加わり、化学反応を起こした結果だと分かっています。
結果、法人さんに社労士がいても、WJUに「働き方改革のコンサルを受けたい。」と話が来るのです。
今日は、昨日で「エール」が終わり、感慨深く感じながら昨日からどのように、いつもお読みいただけている皆様にお伝えしたらいいかと思っていて、今日の夕方に文字にできるまで熟成しました。
私も、「流行(はやり)のコンサルタントではなく、長く人の心に残るコンサルタント」でありたいものです。
今、私のこのブログ、経営者の方や跡取さんや管理者の方に読んでいただいているのです。
だから、そのような皆様に、今後も可愛がっていただけるように、「普遍性」のある話をお届けしたいと思っています。
今日は、お付き合いいただきありがとうございました。