「薬価」を引き下げ、3600億~4700億円の医療費を抑制する方向

「政府は12月15日、薬の公定価格である『薬価』を引き下げ、3600億~4700億円の医療費を抑制する方向で調整に入った。」

「医薬品の半数以上が引き下げの対象となる見込み。患者負担は軽減される一方、医療機関や製薬業界の経営にはマイナスとなる。政府は近く改定幅を決め、2021年4月から実施する。」

「薬価は従来、診療報酬と合わせ原則2年に1度改定されてきた。ただ、高齢化の影響や高額な医薬品の登場などで薬剤費は増加傾向にある。このため政府は、実勢価格を迅速に反映して医療費の適正化や国民負担の軽減につなげようと、21年度から毎年見直すことにした。」

「首相が官房長官時代に主導した経緯がある。」