そう、責任者がリーダーシップを発揮して、法人の方向性に合わせれば、こうなるのです。

ここのところ、エンゲイジメントだったんで、リーダーシップの話です。

彼と初めてお会いしたのは2年前でした。

私が「ねえ、法人の経営あっての居宅業務ってことは理解しているよね?」から始めました。

話はもちろん「私たちは公平中立なので、、」の話です。

私は、当然「ねえ、公平中立でもないのに、公平中立を語るのは、逆にやばいんじゃないの? だってさ、」と始めます。

多くのケアマネさんを抱える居宅の責任者さんです。

 

あの当時、ケアマネさんが何件持っているのかしか分かっていないブラックボックスで、「私達は特別。」感満載で、そこから手をつけました。

最後に、「ケアマネにそんなことを強要したら、みんなやめていく。出来ない。」でした。

あれから2年。

今は、毎月の成績表が配られます。

自法人の事業所への紹介がないと、その理由を確認します。

給付管理表が作成され、法人の中で共有されます。

各ケアマネさんとのインタビューも法人の方針に従って業務を行っている。

 

部屋に入ってくるなり「お久しぶりです。」とAさんから言っていただきました。

「Aさん、ありがとうございます。随分変わったね。」と。

Aさんも自信と誇りを持って仕事していることが分かりました。

 

法人さんが経営立て直しのために、事業所を閉めたり、次々と改革に手を打っていく中、法人の方向性を理解し居宅さんをまとめてくれていました。

そう、責任者がリーダーシップを発揮して、法人の方向性に合わせれば、こうなるのです。

「企業は人なり」です。

「人」です。