「新型コロナウイルスに感染してから1年たっても95%以上の人に、感染を防ぐ力を持つ『中和抗体』が残っていたとする分析成果を、横浜市立大の研究グループがまとめた。変異ウイルスについては、従来型に比べて、中和抗体を持つ人の割合が少ない傾向がみられたとしている。」
「新型コロナに感染して回復した20~70歳代の250人の血液を調べた。重症度の内訳は、重症だった人が19人、中等症49人、軽症・無症状182人だった。」
「感染から1年後に、従来型に対する中和抗体を持つ人の割合は重症と中等症は100%で、軽症・無症状は96%だった。」
「『1年ごとにワクチンを接種することで感染拡大の防止が期待できる』と話している。」