難しい問題ではありますが、私は賛成です。2人(親と子)の命と尊厳が救われるので。
これ、国が行うべき社会保障だと考えます。
「赤ちゃんポストを運用している病院の独自制度です。」
「慈恵病院・蓮田健院長:『現時点では、内密出産を希望されている』 熊本市の慈恵病院は1月4日、身元を明かさぬまま仮名で出産する『内密出産』が、先月行われたことを明らかにしました。」
「内密出産をしたのは、西日本在住の10代の女性です。 内密出産とは、赤ちゃんポストを運用している熊本市の慈恵病院が3年前、自宅などでの孤立出産を防ぐため、独自に導入した制度です。これまでに前例はなく、国内では初の事例になる可能性があります。」
「女性から病院に相談があったのは、去年の11月中旬でした。西日本在住の女性(10代):『もう9カ月になるから生まれる。親に知られたくない』。その後、女性は病院とやり取りを重ね、身元を明かさぬまま、先月、仮名で出産しました。一方で女性は、名前などの個人情報を病院の相談室長のみに明かしていて、今後、赤ちゃんが『知りたい』と意思を示すまで病院が保管するということです。」
「慈恵病院・蓮田健院長:『本人の心は、とても揺れていまして、赤ちゃんに対する愛情が深いですし、向こう1カ月の間に、赤ちゃんに会いに来たいとご本人が言っていますので、翻意する可能性があると思っています』。病院は、今後も女性と連絡を取り続け、意思の確認を続ける方針です。」
「日本では、身元を一切明かさない『匿名出産』や『内密出産』は法制化されておらず、熊本市も慈恵病院に対し、実施を控えるように通知していました。これに対し、病院側は…。 慈恵病院・蓮田健院長:『行政の方は、市役所の方だけでなく、年間20件くらい発生している遺棄、殺人を少しでも減らすためにはどうしたらいいのか、現実的な対応をお願いしたい』。」。