塩野義は既に生産を始めており、「2月末には40万~50万人分の製造を積み上げる。3月末までに100万人分を生産し、4月以降に年1000万人分以上の供給体制を整える。」

「塩野義製薬は、2月7日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬について、2月中にも厚生労働省に製造販売承認を申請する方針を明らかにした。」

「臨床試験(治験)の中間解析データに基づき通常より早く実用化する『条件付き早期承認』の枠組みを使うことを想定する。政府も迅速な審査を進める見通し。軽症者向けの飲み薬で現在使えるものは海外製しかない。国産品が実用化すれば安定確保につながる。」

「塩野義は既に生産を始めており、『2月末には40万~50万人分の製造を積み上げる。3月末までに100万人分を生産し、4月以降に年1000万人分以上の供給体制を整える。』」

「首相は衆院予算委員会で、塩野義の飲み薬について「臨床試験で安全性や有効性が示された場合には『条件付き早期承認制度』も含めてあらゆる手法の活用を視野に迅速に審査したい」と語った。」

「塩野義は新型コロナワクチンの開発も手掛け、3月末までの実用化を目指す。英アストラゼネカのワクチンと有効性を比較する国内での最終治験は約1000人の募集を完了。それぞれのワクチンを2回接種した後にウイルスの感染を防ぐ『中和抗体』の量を調べている。並行して、追加接種向けの治験も実施している。」