経営改善をするときには、2点を同時に行うという話です。
経営には潮目があって「あそこが分岐点だったんだ」な、というところがあるものです。良い方向にまわり始めた時も、悪い方向に回り始めた時もです。
なので、いつも、「いつ頃からおかしいなって思いましたか?」とか「何年前からですか?」と聞きます。
そこまで遡っていって、「ああなるほど。」となります。ここ、結構大事で、「だから悪くなったんだな。」と。
悪くなり始めたところを出発点として、元々の問題点をなおしていきます。問題の「根」のところです。
当然のことながら、並行して「今」解決しなければならない問題もゴシゴシいくわけです。
だから、「根」「今」を直すのがマネジメント、収支、他の改善のやり方になります。
改善は、患部に一直線で向かいます。そして、どんなに大変そうでも触ります。