私がコンサルタントとして検証するのは、① レジリエンシー(復元力)、② フレキシビリティー(対応力)、③ サステナビリティー(持続可能性)の3点と、リスクマネジメントです。

今、青森県や秋田県で大雨が降って、大きな被害が出ています。これまでに、毎年のように、熊本県、岡山県、福岡県、茨城県などで、大きな被害が出ています。順番なのでしょうから、いずれ、東京や首都圏で大雨が降る年が来るのでしょうか。もし、起こればどれだけの被害が出ることでしょうか。

それまでに備えが出来ていることを祈るだけですが、祈ってばかりがいられないので、私に何ができるのかと考えていました。そんな時に、埼玉県の社会福祉法人白岡白寿会の山﨑理事長の呼びかけに応えて、手弁当で、本当に使えるBCPを作ろうという企画に参加しています。

コンサルティング会社ができることは、山﨑さんの呼びかけで集まった社会福祉法人の有志が策定しているBCPをマニュアル化と手順化し、標準化するお手伝いです。次回は、8月16日 pm2:00-4:00 に避難計画について、山﨑理事長が作成した叩き台をみんなで確認します。社会福祉法人の人たちが作ったものは、机上空論ではなく現場に即して作っているので、かなりの確率で死者を出さない計画になると理解しています。

私がコンサルタントとして検証するのは、① レジリエンシー(復元力)、② フレキシビリティー(対応力)、③ サステナビリティー(持続可能性)の3点と、リスクマネジメントです。リスクマネジメントには、リスクとコストの両方を考えてマネジメントすることを指します。

なので、経営としてBCPをどのようにマネジメントするかという命題で評価することです。今回、お金をいただいているわけではないのですが、世の中のお役に立つ日が来るかもしれないのでコンサルティング会社として手弁当で汗をかこうと。来ない方がいいに決まってますが、順番で、どこかの街で、このBCPを使って人の命を守る社会福祉法人が出てくれることを祈るだけですね。

あと、山﨑さんの才能をお金に変えるお手伝いはさせていただこうと。これもコンサルティング会社としては大事なお役目ですので。