8/28 のセミナーは、こんな始まりです。
はじめに
2012年を境にして、国は、2025年改革シナリオ（医療供給体制の改革）に着手を進めてきた。毎日のように現場でコンサルティングの仕事をしていると、医療法人さんの経営者の方々が、この改革のスピードについてこれていないように感じます。経営者でドクターで日々現場で活躍されている方々は、このスピードについて来れていないと感じます。そして、そのような状況下で、第８次医療計画（地域医療構想、他を含む）が策定され、医師の働き方改革が始まり、2024年のトリプル改定が待っています。
第８次医療計画の内容は、国が2040年に向けての医療・保健サービスのあり方（設計図）というべき内容が示されました。その内容は、医療法人の経営者に従前の価値観を変えること。言うなれば「新しい経営スタイル」を求めていると考えます。
私は第８次医療計画の６年間（2024年～2029年）で、多くの２次医療圏での勝負が決まると理解しています。法人は、2040年モデルの戦略をもち、医療圏の中で明確なポジションが確保することが求められます。経営者は、従前の価値観をかえ、生き残るために何をしなければならないかを考えなければなりません。そのためには、足元の収支をはじめ、事業設計図、マネジメントの手法、人事制度・人事考課、ドクター・職員採用、2040年の２次医療圏の姿、周辺事業まで幅広く考え、直ぐにでも動く必要があります。このセミナーが皆様の助けになれば幸いです。
