代替わり、事業承継は難しい。でも、分け隔てなく、全ての法人に、必ず、来てしまう。次の経営者にとって、事業承継した後に大事なことは、正しい正しくないではなく、分かりやすく自分の考えを周知すること。
そして、リーダーシップが必要になる。良くも悪くもアクが強くなければならない。人間は、正しいものより強いものが掲げた旗の下に集まるものだ。自分ができなければ、自分の腹心に代わり務めてもらう必要がある。
まあ、事業承継してから1年は、座りがわるいものでいろんなことが起こる。1年過ぎても同じことが起こるようでは問題があるが、ああでもないこうでもないと言いながら、なんとかなるもので、その法人の風土(カルチャー)ができる。
私は、このような場合(事業承継後に法人が揺れている場合)、「好きにすればいい。自分が信じる道を行けばいい。なぜなら、それ以上にもそれ以下にもならない。経営者の人間性がそのまま法人のカルチャーになるから。」と。
あとは、働く人がそれぞれ自分の行く末を考えて決めることだから。