昨日は、HMSさんで「給食事業の経営」のセミナーでした。会場には、セントラルキッチン(工場)に興味のある若い経営者の方と医療法人の経営者の方で、いち早く厨房レスを実現した理事長先生が会場でお聴きいただきました。
まず、私がコンサルタントとして、給食事業をどう考えているかです。
1 給食を「給食事業」として捉え、ちゃんと給食事業で決算を毎年すること。← だから、償却で捉えること。
2 給食事業で利益を出すこと。
3 事業高10億円未満の法人は、給食を委託している場合は自前給食に戻すこと。
4 10億円以上の法人さんは、2つの選択肢を考えること。① セントラルキッチン(工場)を作りという選択肢。② 委託業者を使ってもいいから、そのかわり、厨房レスにしてくれる委託事業者を選ぶこと。
5 ①を選択した場合は、給食事業を「新しい事業」として戦略的に使うこと。
あと、今日も、このような話しをしました。「給食は栄養士さんの問題だと思うのは間違いで、責任を栄養士さんに負わせようする経営者が多く、気の毒。」とお話ししました。
また、WJUFSが進めている給食工場建設と新規事業戦略の話しをしました。
私は、WJUFS方式の工場+事業戦略を全国で50作ることを目標に進めるつもりです。そして、全て、フランチャイズ化して、以下の5つを、全国で標準化しよと考えています。① フランチャイズ工場の災害時の相互補完システムづくり。② 情報共有により給食事業の経営システムづくり。③ 食品の共同購入システムづくり。④ 共同での献立開発(競合との差別化)。⑤ 給食工場を中心とした食を絡めた新規事業展開(給食事業以外の事業化)。
やりますよ。