この頃は、このような結びになる報告書が多いと感じます。時代の変わり目なんですよね。
私がいろいろ研修会や全国老施協さんや各県の経営協さんなどで5年前から、ずーと話していることが、いよいよ起こりはじめています。
追い詰められていくのを、ただ、じっと耐えるのは辛いです。立ち向かって戦うのは辛いです。どちらも辛い。でも、立ち向かったら、何かが生まれるとは思いませんか?
最後に
経営者、および経営層の皆様は、この報告書について、整理する時間が必要であると考えます。報告者から貴法人を見た場合、率直な感想は、ピンチとチャンスの両方を持った法人さんで、あとは、皆さんが法人の将来について、どのように考えるか次第と考えます。
WJUは、銀行からの照会が3月初旬に来て「早ければO月末、遅くともO月末には倒産すると考えているが、もし、助けれられるのであれば助けてほしい。」と言われた介護事業会社にコンサルティングで入り、7月には営業利益10%の実績を上げ、10月から20%になる予定です。銀行さんからは「信じられない。」と言われています。また、OO億円、OO億円の医療法人、社会福祉法人の 「ROAD TO 2040 」のコンサルティングを複数契約し、法人のあり方、在宅事業への進出、経営企画室の立ち上げを行っています。また、現在、O,OOO人の職員を抱えるOOの経営の立て直しの相談を受け、WJUからは7人のコンサルタントで2年かけて正常な経営に戻す計画を立てて、打ち合わせを行っています。
皆さんの法人は、WJUの実績から見れば、大変恵まれた地域と健全な経営状況から見て、どんな形にでも変化しながら成長することは可能と判断します。私は、いつも、クライアントさんの職員に「できると考えればできるし、できないと考えればできない。」とお話ししています。
私は、皆様の法人について、現状の延長線上に明るい未来を見出すことはできません。しかし、時代に合わせて変わろうとするのではあれば、大変な苦労は伴いますが、明るい未来とやりがいを持って生きていくことが可能になると考えます。