彼は、自分の置かれている重要性に気がついていて本当に辛そうです。なので「できると思えばできる。できないと思えばできないよ。」と。

今日、HMSエリートのマスターコースで事業計画の作り方と考え方をやってました。事業高8億円の法人さんの経営企画室長に、「まず、既存事業でどこまで上げるかね。」と言って計算しました。「これでいいね。」と。どれくらいだと思います? 既存事業8.4億円 → 9.0億円くらいにする感じだったと思います。

で、「20億円だよ。事業のフローだよ。」と話をしました。彼は、必死に考えてました。「じゃあ、やろうか。」と声をかけて、ホワイトボードを前にしましたが、「行かないんですよね、20億円、、、」と。

首を傾げて悩む受講生が「先生、どうしても20億円にならないのです。」というので、「こうするんだよ。」とホワイトボードに描き始めました。「ああ、なるほど。」と理解されました。だから、ある一定の幅は必要なのです。しかし、得意とする事業で収益性の高い事業を作り、それを掛け算することが大事です。

もちろん、今回の2回目までは、まずは積み上げるところからです。資金をどのように調達するかは横に置いていきます。知って欲しいのは、規模感です。今日から、資金計画に入ります。法人の未来は彼の双肩にかかっているのです。なんで、彼には「計画は楽観的に立てて、実施は悲観的にね。」と話をしています。

彼は、自分の置かれている重要性に気がついていて本当に辛そうです。なので「できると思えばできる。できないと思えばできないよ。」と。

やるしかないです。「強気でいくよ。」と。まだ、腹の座りが悪いので、今日は、覚悟を決めてもらいます。