今日(2月25日)のETV特集「ルポ 死亡退所 〜精神医療・闇の実態〜」を観ました。
番組内容については以下のように書かれています。「2月15日、東京都八王子市にある滝山病院を警察が捜索。患者への暴行の疑いで看護師が逮捕され、監督する東京都も調査に乗り出した。NHKは、内部告発による病院内の映像や音声記録、そして1498人の患者のリストを入手。さらにその家族、病院関係者などへの取材から、病院の実情と背景を調査した。浮かび上がってきたのは、社会の中で頼られる精神科病院の知られざる一面だった。1年に及ぶ調査報道ドキュメント。」
きつい1時間でした。「綺麗事を言うつもりはないし、背景も理解できる。しかし、その仕事を選んだ以上はルール(法律・制度)があることを決して忘れてはいけないし、出来ないのであれば、それで生活してはいけない。」というのが私の感想です。だから、自衛隊を選んだのだから、有事に防衛の任務はヤダとは言えない。と言うのと同じです。
3月2日に障がいのセミナーを、渡辺理事長、松岡理事と行います。私は、この、ETV特集「ルポ 死亡退所 〜精神医療・闇の実態〜」の話を必ずします。一つ、間違えれば多くの不幸を生んでしまう難しい仕事でもあることを伝えるためです。また、このようなリスク以上に意味のある仕事でもあることも当然のこととして。
だから、障がい者事業を行う責任、事業の目的の設定、自分達の事業コンセプトの設定、事業の難しさなどです。
このセミナーの講師をする時は、他のセミナーの講師を務めるときよりも、いつも気持ちが入ります。「ちゃんと伝えなければ」と。
ちなみに再放送が3月2日 午前 0:00-1:00(60分)です。