しかし、一方的に、好き嫌いで話しているわけではないことを今日は、証明したいと思います(笑)。

私のセミナーや研修会、HMSエリートなどで話を聴くとドクターに対し、かなりキツい言い方をすることに気が付く人がいいのです。しかし、一方的に、好き嫌いで話しているわけではないことを今日は、証明したいと思います(笑)。

こちらの病院が地域で欠かすことの出来ない医療法人として健全に成長していただけるようにサポートさせていただきたいですね。

以下は、大きな病院グループ(グループ事業高150億円)さんへの報告書の抜粋です。

「法人のドクターに関わる風土(カルチャー)の継承を」

現状調査を行ったウェルフェアー・J・ユナイテッド株式会社(以下、WJUと称す)は、全国の北海道旭川市から沖縄県石垣市までクライアントがあり、医療・福祉を専門としたコンサルティングを行っている(現在も、全国同時並行で約 100本のコンサルティングを行っている)。

報告者は、今まで、多くの医療法人の現状調査、コンサルティングに従事してきたが、法人のドクターの気質(ものの見方と考え方など)は、今までに、経験がないほどの感想を持った。

私が直接インタビューした30人ほどのドクターの限定ではあるが、みな真面目で法人の理念、基本方針に誇りをもち、真摯に医療、地域について考えている。はじめは、このようなインタビューの状況に、報告者が逆の戸惑うこともあったが、若手のドクターと話しをすることなどから、この気質が法人が持つ基本的な風土(カルチャー)であると理解し、法人のドクターに対して好感をもつに至った。

法人は、この風土(カルチャー)を次の世代にも継承することを強く望むものであり、地域で法人が勝ち残るために必要不可欠な要素であることを理解する必要がある。

また、インタビューした多くのドクターは、自身の給与が高いのか安いのかについて強い興味がなく、例えば「私の給与は安くないか?」「どうしたら、もっと給与が上がるのか?」と言った、他の病院に行くと当たり前のように繰り返される質問はなかった。そして、良い意味でも悪い意味でも「すれている」ところがなく、若いドクターに、逆に、「疑ってかかることも必要ですよ。」と話したことがあった。