明日は「生き残りの条件」についてお伝えし、次の準備をするようにお話ししようと思っています。

WJUの独自の見解ですが、H30年には「新型小規模多機能」が新設されると考えています。2万人を特別区とし一つずつ整備されると思います。負けられない戦いです。地域包括ケアシステムの要になる施設です。この新設制度が成功すると介護保険サービスが大きく変わります。また、規制改革で第1種社会福祉事業が解放される時期が来ると思います。

そして、現在、4法人に1法人が赤字です。事業高5億円未満の法人が赤字法人のボリュームゾーンです。

社会福祉法人には次の準備が必要です。本当に必要なんです。明日は千葉県社会福祉協議会の研修講師を務めた時に来ていただいた法人さんに、会計顧問、他の話でお伺いします。もし、ご縁があったらば「生き残りの条件」をしっかりご理解いただき、正しい戦略を立てていただけるようにお話ししたいと思います。

私は、ある規模以下の法人さんから声をかけられた時、会計顧問やコンサルティングを売りに行くのではなく、「生き残りの条件」を売りに行っているつもりです。その生き残りの条件を伝えるツールが、現状分析であり、収支改善コンサルであり、人事制度コンサルであり、事業計画コンサルになります。大事な仕事をしているのです。ビジネスを超えた何かを感じますし、私を動かす原動力になります。そして、多くのコンサルを通して作っているのは「人」です。WJUを雇ってくれた法人さんの「人」です。WJUは人にこだわってコンサルしています。

私の薩摩の偉人は西郷さん大久保さんでもなく東郷平八郎です。その元になっているのは司馬遼太郎の「坂の上の雲」です。今も時間をみてはNHKのDVDの「坂の上の雲」を見ています。物もお金も技術もない明治時代、日本にあったのは「人」だけでした。まさに資産は人のみでした。時代は帝国主義の時代。話して分かる時代ではないし国際協調もない力だけがよりどころの時代。明治の人は本当に頑張りましたね。我々も負けるわけにはゆきません。