アトラトルという言葉は、私たちの祖先が絶滅危惧種から逆転に次ぐ逆転で今を勝ち取ってきた「運」と「立ち向かう心」にあやかったからです。

12月6日の午後、「WJUFS FC説明会」があります。WJUFS FC説明会は、当然、給食工場の説明会なのですが、内容は、食と工場を中心としたビジネスモデルの話なのです。

その総称を我々が「アトラトル企画」と呼んでいます。アトラトルという言葉を選んだ理由は、私たちのご先祖様々なが、絶滅危惧種から、逆転に次ぐ逆転で今の繁栄を勝ち取ってきた「運」と「立ち向かう心」にあやかったからです。

アトラトルとは何かを説明するとき、ホモサピエンスとネアンデルタール人の話をしなければなりません。

700万年前から生まれた「人類」は現在まで約20種類と言われています。最後はホモ族が残ります。そして、そのホモ族は6種類→3種類へと淘汰が進みます。ある時期、地球は寒冷期を迎えますが、のこった3種のうち、寒冷期の影響を受けなかった「ジャワ原人」が生き残り、寒冷地仕様の「ネアンデルタール人」は生き残ります。しかし、もろに影響を受けたのは、私たちのご先祖様の「ホモ・サピエンス」です。

ホモ・サピエンスは、今は80億人いますが、この寒冷期には、絶滅の危機に陥ります。それは、ホモサピエンスが生息域としていたアフリカの寒冷化による森林の砂漠化と言われています。ホモ・サピエンスは、ついには約1万人にまで激減し、多くの人類がたどった「絶滅」する寸前でした。そして、絶滅から我々のご先祖様を救ったのは、それまで口にすることがなかった海の幸だったというのが通説のようです。私たちの祖先を救ったのは、好奇心と勇気と勉強と努力と運だったようです。

それから、ホモサピエンスの逆襲が始まります。たった1万人しか残っていなかった私たちの祖先は、アフリカ全土に分布し、ついにはアフリカを出ます。しかし、そこには、最後の生き残りを争うことになる、屈強なネアンデルタール人がいました。当時のネアンデルタール人は、バッファローやマンモスです。しかし、ホモ・サピエンスはウサギやネズミを食べていたようです。

そんな我々のご先祖様は、画期的な道具を生み出します。それが「アトラトル」という投擲機です。槍の2倍はゆうに超える飛距離とスピードから、相手に触れることなく、大きな動物を仕留めることができるようになりました。ここからの進化はご存じのとおりです。

なぜ、最終的にホモ・サピエンスが人類の最後の一種に残ったのかは、「前頭葉の発達」と「社会性」と言われています。私たちご先祖様は、情報を整理し、考え、創造する「脳」を発達させることに成功したのです。そして、もっと大きい要素は「社会性」です。血縁ではない「人」に食べ物を分け与え、情報を共有し、他人の成功を自分のことのように喜び、他人のために命を投げ出し、みんなで一つの目的に力を合わせることができる、他の人類には無い社会性だと言われています。

さて、話は戻ります。

WJUFSのビジネスモデルは、医療・介護の枠を超えています。

内容は、次のブログで説明しますね。

そう、前頭葉を発達させたホモ・サピエンスの末裔は、写真のとおり、ベルトでギターを弾いてしまうのです、はい!

12月5日のWJU夢の忘年会「気がついたら10年経ってました。新たな10年もよろしくお願いします!」での勇姿をお楽しみに!