「理事長、こちらの全社的内部統制は大丈夫ですか?」と聞いた時、よく言われることがあります。「うちは顧問の会計士、税理士がいるから大丈夫。」
会計士、税理士がどこまでわかっているのか確認していますか?どこまで分かっているかといえば、「?」という場合が多いものです。
社会福祉法人の経営者は、顧問の「こんなの大したことないですよ。」っという耳に心地いい言葉に安心したい気持ちを満足させる。罪な話です。
基本的に多くの顧問の会計士や税理士は契約を切られたくないので、経営者のところはさわりません。WJUはお客様が北海道から沖縄までいらっしゃいますが、内部統制については真正面から取り組んでいただいています。
内部統制の目的は、法人のサステナビリティーです。そのために、ゴーイングコンサーンを阻害する要因についてリスクを可視化してマネジメントすること。
(サステナビリティ : 持続可能性 ゴーイングコンサーン : 継続法人の前提)
内部統制の全社的内部統制とは、経営者のモラルそのものであり、経営者のものの見方と考え方であり、経営者そのものである。そして、改正社会福祉法後は、無知であっても許されない。