今日は水戸で研修講師です。

今日は、水戸市社会福祉協議会での研修講師でした。

セミナー冒頭の挨拶の時に「あまり変わることもないということが分かってきてよかったですね。」という趣旨のお話しがありました。私は、「えっ?なんで?」と心の中で叫んでしまいました。

本間にいただいた時間は90分でしたので、「まず、定款の変更案の第17条を見てください。なんと書いてありますか?」「理事は執行担当理事って書いてありますよ。いままでそんな理事さんみなさんの法人さんにいましたか?しかも、3か月1回、理事会で自らの活動を説明し承認もらえって書いてあります。これって、大きく変わるってことじゃないですか?定款ですよ、定款の変更案です。この意味わかりますか?」

「変わりたくない。あれもしたくない、これもしたくない。でも、今までと同じでいたい。もう無理なんですよ。」とお話ししました。

みなさん、真顔で真剣にお聴きいただけた様でした。

 

本間が、「なぜ、こうなったか、当然、日本にお金がなくなったからです。国は医療保険給付を減らし、病院のベットを減らし、年金の受給者を減らしたいのが本音でしょう。」「今のお年寄りにはしないと思いますが、本間が後期高齢者になる頃は、もう、後期高齢者は高度医療は受けられないでしょう。ひょっとすると、尊厳死が認められるようになっているかもしれません。」とお話ししたところ、水戸市社会福祉協議会の理事さんが、セミナーがおわったあとの挨拶のとき、「私、ヨーロッパに医療法人向けの研修旅行で、本間さんが言っているように、お年寄りは高度医療をしないとか健康診断しないって聞きました。なぜ、70歳以上に健康診断しないかというと、健康診断を受けた人も受なかった人も平均寿命は変わらなかったという調査結果が出たから。」ってお話しを聞きました。

 

時代は、QOLからQODへの転換点にあるのだと思います。