笑いながら「うちはあと半年(で、資金ショート)から始まりましたからね。」と。

こう言う時間が私にとっては、凄く楽しく、嬉しく、元気をもらえる瞬間なんです。

「やあ、久しぶりですね。いい顔しているね(笑)。」と言うと「そうですか(笑)」。いろいろな話から、同時に幾つか進めているコンサルティングの話になり、経営者の方が、笑いながら「うちはあと半年(で、資金ショート)から始まりましたからね。」と。「もう何年になりますか?」と言うと「4年です。丸4年。」と。私が笑いながら「良くなったね、ほんと。でも、2年で行かないとね。」と言うと「人を入れ替えず、同じ人間で再建に取り組みましたからね。風土(カルチャー)を変えることは大変でした。」と。

私が大笑いしながら「そうだ、4年前、金融機関に融資を断られた帰り道、頭の中がおかしくなって自動車事故起こしたんですね(笑)。」と。「あの当時、銀行が貸した金を返せ返せで大変でしたもんね。前例がないとかね。」言うと、法人の経営者の方が、「今は銀行があの当時と今は違いますって言ってくれるんです。だから、少し、お金を借りておこう(実績づくりのため)と思っています。」って言いながらも、当時を思い出して、「なんだか、笑っちゃいますよね。」 と話してました。

私が「今日、来てすぐ分かりましたよ。ああ上手くいっているなと。お二人とも、顔が変わったね、精悍になったし、顔が明るいものね。今日は、顔を見にここに来たんだから。」と。

私が「4年前は、頻繁に伺い、前・経営者を追いかけて会って説得したり、理事長、専務と銀行の支店長室に行ったり、銀行の審査部と話をしたり、大きな外科手術(一番大きな事業を閉鎖・売却)したり、職員さんたちに説明したりと私も大車輪でしたからね(笑笑)、当時は。」。

そう言えば、当時、「コンサルティングとは言え、ここまでしてくれるものなのか?」と言ってましたかね。なんで、頑張ったかは、経営者と職員の人たちが「頑張りますのでよろしくお願いします。」という言葉に嘘がないと思ったからです。なので、私が頑張れば、必ず、良いことが待っていると思えたからです。

倒産の危機が去り、再建の目処が立ち、計画を作り金融機関との協議が終わり、法人がテイクオフしてからは、WJUコンサルタントの木村、工藤が担当しました。案件の報告としては「順調に行っています。」と聞いていましたので、私は伺っていなかったのです。今日は、「今度、夜、ゆっくり来るのでみんなで飲みに行きましょう。」「ぜひ、行きましょう!」と。

で、なんで伺ったかと言うと、本当にコンサルティングが必要かを確認しに来ました。コンサルティングが必要なお客様には経営者の方が必要ないと思っていても勧めに行くし、必要がなければ買っていただき必要はないわけです。今回は、担当しているWJUコンサルタントの木村から「まだ、必要です。」と言うことで、伺い「損益計算書の内訳を見せて下さい。」とお願いして確認しました。

業績は、経営者の方の顔色で分かるようにかなり良くっていますが、確かに、課題があるので焦点を絞ってコンサルティングを続けて方がいい感じでした。なので「予算とWJUに依頼して欲しいことを決めて木村と相談して下さい。分からない私がいろいろ言うと話がおかしてくなるので。」と。

最後に、私から「いずれ、もう少し数字が上がったら、攻めに転じなかればいけないし、2040年までの事業計画を立てましょうね。」とお願いし、経営者の方から「あと1年で、その準備をします。よろしくお願いします。」と言っていただきました。また、「本間塾にまた何人か送ります。受講した若手がみんなやる気になってくれるので出来るだけ出したいので。」と。

なんだか、1日、楽しい感じでした。