「次点ですか、、、、」

コンサルティングでは、コンペと聞いたとたん「うちは降ろしてください。」とさっさと席を立ちます。理由は、「15分や30分で分かるわけないだろうさ、コンサルティングの中身を優劣を。」となります。「ようするに『値段』で決めるわけでしょう?それでもいいという会社さんを選ばれたらいかがですか?」と言って帰ってきます。そして、今、私はWJU監査法人の名刺を持たせていただいて話をすることがあります。そして、コンペの話が。さすがにこればっかりは、行政からの指示でコンペになる法人があります。

 

本当に時間がないのに、WJU監査法人の公募のコンペのプレゼンターで行きました(本当は行ってる場合ではないのですが、なりゆき上)。しかも東京から飛行機に乗っていくかなり遠いところです。行く前から、コンペの方式を聞くと結果は分かるんです。審査する法人は本命があり、そこが落ちないように打ち合わせしているものです。そして、今回のコンペは説明15分、質問15分です。このような審査の場合、事前に問い合わせがこない時はWJU監査法人では決まりません。だって、たった30分で大事な会計士監査を発注できるはずがないわけですから。

 

なので、今回のコンペに行っても緊張することありません。役作りは、NHK 木曜日放送の LIFEのココリコ田中が演じる、ゲスニックマガジンの西城で行きました。要するに毒吐きまくりでした。「もう、本当は、決めてるでしょう?呼んだら直ぐ来て、値段が安くて、言うこと聞くところでしょう?だから、ダメなんですよ。」審査員はみな怒り出すかな〜と思ったら、誰も怒りだすどころか、大喜び。「こちらさんは、会計士監査だけで選んじゃだめですよ。どうせOOOOOOOOO(ここからの話しは差し控えます)、ねっ、ですよね?みなさんが考えるのは、これからの経営です。会計士監査を通してしっかり行うことです。例えば、内部統制の目的に、事業戦略、収支改善、教育訓練、人事制度を入れます。人事制度は目標管理でしょう?あまり、役に立たないでしょう?それより、口腔ケアできる人を一人でも増やすのが大事ですよね?」

審査員「じゃ、それ、どうするの?」

本間「それはですね、OOOOOOOO.。」こんな話しを大きな黒板でいろいろ話しました。

いろいろやり取り。

審査員「今日は勉強になったし楽しかった。」

審査には色々な会計監査には関係ない質問が出て、審査は30分のはずですが、30分をすぎても終了のベルが鳴ることはありませんでした。

 

結果が送られてきました。「審査の結果、次点です。」です。はあ〜、次点なのか、、、、

コンペに勝つとは思いませんでしたが、次点とは、、、なんか微妙で不思議な気分です。