「だから、経営はどうするか? を書きます。」それと、12月のWJU勉強会で研修しようかなー

このブログは、多くの方々にお読みいただいています。ありがとうございます。深く感謝申し上げます。

さて、お読みいただいているみなさんの街に介護職が何人いるかご存じでしょうか?

では、2040年の介護職員の必要数は?

では、2040年の介護職員の予想数は?

介護職が何人足らないか、分かってますか?

今、HMSさんの「Visonと戦略9月号」を作っています。そこで、厚労省が公表している「2022年の介護職員数と2040年に必要な介護職員数」の比較数字をお出ししようと思っています。

そこには、危機的な状況が数字で荒れています。

例えば、、、、

宮城県です。

2022年 35,059人 → 2026年 35,686人 → 2040年 36,447人 です。「まあ、そんなものかな」「介護職は人気ないしなー」って思いますか?

要するに、介護職員の数は、増えないのです。

では、次です。今度は、介護職員の必要数です。2022年は実数です。2026年、2040年の数字を見てください。

2022年 35,059人 → 2026年 37,488人 → 2040年 43,502人 です。だから、2026年 − 1,802人、2040年 − 7,055人です。2年後には、1800人足らず、15年後は、7,055人足らないのです。

「まあ、7000人くらい足らないのは当たり前だよね。」って、思いますか?

これ、たいしたことないですか?

では、北海道です。

では、介護職員数からです。

2022年 100,523人 → 2026年 93,141人(あらっ、へっちゃうの?) → 2040年 72,998人 です。

分かりますか? なんと、介護職が減るんです。15年で2.8万人も、、、みんな辞めちゃうんです。

介護職員は、介護以外に職業に移動してしまうのです。

では、北海道の介護職員の必要数です。

2022年 100,523人 → 2026年 113,701人(もう、やばいのが分かりますか?) → 2040年 129,055人(激ヤバですよね?分かりますか?) です。

もう分かりますよね? だから、必要数と実数の差がヤバいですよね?

2026年 − 20,560人、2040年 − 56,057人です。2年後には、2万人足らず、15年後は、5.6万人足らないのです。

北海道で、5.6万人足らないいうことになると20万人近くの介護難民が出るんですよね?

だから、周辺事業の給食、リネン、生活支援は、全部、難民化するのが分かりますか?

だから、北海道、東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、広島、福岡、沖縄は、1万人以上の介護職員不足になり、介護難民が社会問題化するのです。そして、給食、リネン、生活支援は、全部、難民化する。

「だから、経営はどうするか? 」を書きます。それと、12月のWJU勉強会で、研修しようかな、、、

ねっ、社会福祉法人の協働化・大規模化は、待ったなしでしょう?

なのに、、、、ねえ。

国は、かなりの強権を発動するのではないかと考えているんです、私。