「国は将来、日本海で大地震(マグニチュード7以上)の可能性がある25の海域活断層を公表した。上越沖にある断層はマグニチュード8程度が想定されていて、地域の防災対策が求められる。」
「今回、公表された兵庫県沖から新潟県上越地方沖にある25の海域活断層のうち最大のものは「能登半島北岸断層帯」と「上越沖断層帯」の2つで、いずれもマグニチュード7.8から8.1程度が想定されている。このうち『能登半島北岸断層帯』は能登半島地震の原因となった。」
ちなみに
「専門家によると、過去数十万年に能登半島地域でみられてきた地盤隆起の速度は、年平均で1~1・5ミリだった。 『じわじわと隆起するのではなく、歪みを溜めてドンと隆起する』ため、隆起速度から逆算すると3000~4000年に1度ほどの現象だったとみられる。」
ちなみに
「政府の地震調査委員会は2024年1月、南海トラフ周辺で今後M8.0〜9.0の巨大地震が発生する確率を、10年以内では『30%程度』、30年以内では『70〜80%程度』、50年以内では『90%程度もしくはそれ以上』として発表。」
「南海トラフでは過去1,400年間に約90~150年の間隔で大地震が発生していることから、次の地震までの間隔を88.2年と予測している。 1944年の昭和東南海地震や1946年の昭和南海地震が発生してから、2020年は約75年を経過しており、南海トラフにおける大地震発生の可能性が高まっている。」