WJU見学会にご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
また、さつき会様、慈光会様、ありがとうございました。
素晴らしい見学会でした。
多くの方からメールをいただいていますが、お返ししていると寝れなくなりますので、ブログでご勘弁ください。
メールをいただいた中から、代表で、経営リーダー養成塾の首席の矢野さんのメールを貼らせていただきます。
矢野さん、是非、北海道・東北ブロックの研修で、いただいたメールの内容を使わせて下さい。
(メール)
本間先生 藤木さま
見学会、お世話になりありがとうございます。
結婚式も含め、充実し過ぎた3日間。
実際には、ひだまりさんの職員さんたちと一緒に、朝日ベストライフさんの見学や懇親会もあってプラス1日の4日間でしたが、楽しくたくさん学ぶ機会をいただきありがとうございます。
少子高齢化・人口減少が進む小さな町で、高齢者の生活を守りつつ、法人の存続、職員満足度を高めつづけるためにどうすればよいか?
言い換えると、介護が必要になった高齢者が、地域を離れ、サ高住や有老に早めに入所することを避けるために何が必要か
働き手が減る中で、誇りを持って地域の高齢者を支える職員を確保するために何が必要か? といった視点で学びが大きかったです。
2つの法人さんが取り組んでこられたこと
・「地域の高齢者が慣れ親しんだ地を離れずに人生の最期を迎えることを実現する」という理念に向かって邁進する。
・社福法人が中心となって地域住民の声を集める場を地道に作り、行政への要望を明らかにする。
・住民の要望の中から、行政と社福法人、地域住民が協働してできることを抽出する。
・行政の高齢者福祉計画に反映させ、社福法人とともに、介護(予防)事業を具体的に整備する。
・行政が行う公営住宅の整備、法人が行うサービス基盤の整備を、街の中心部、同一敷地内で実現する。
・低所得者層の生活が収入内で維持できるよう、サービス利用時の利用者負担に関わる費用について、可能な限り、行政独自の補助金を導入する。(介護予防に関する費用、家賃に関わる建築費など)
・介護(予防)事業運営のために、地域住民の主体的な協力が不可欠な部分を具体化し、社会参加による「互助」の実現を支援する。
・介護が必要になったとしても、特養入所までの期間を自宅で支え切れるよう、小多機サービスの充実と在宅サービスに従事する職員の介護力を向上させる。
・重度になったとしても、自分の能力を活かし、最後まで自分らしく生き切れるよう、施設サービスを提供する職員の介護力を向上させる。(=自分や自分の家族が入所したい、入所させたい施設にする)
・これらの取り組みの成果を公表して魅力を発信するとともに、時代の変化に応じた地域課題・組織課題の解決にむけたチャレンジを繰り返す。
上記を実行するために必要なこと
・地域住民・行政との継続的な意思疎通
・職員の介護力向上を支援する人材育成システムの維持・向上
・幹部職員による会議を中心としたマネジメントシステムの維持・向上
講話の中で少し紹介してくださりましたが、施設見学では見えない部分の、こうした地道な取り組みを根気強く続けられることで、楽しみながら挑戦と改善を繰り返す風土が醸成されることを体現されていました。
こうした取り組みにおけるマネジメントの要諦までは、あの時間でお聞きすることは難しかったですので、今回いただいたご縁を活かして、今後もご教授いただこうと思います。
見学の最後に、たまたま美瑛慈光会のレジェンド、安倍前理事長にお会いできました。
デイの入浴介助加算Ⅱの国の意図を正しく理解するための研修を開催するので、それに使用する模擬浴槽を制作中でした。
安倍前理事長から「こんないい研修もあるんだねぇ。誰がやってるの?」と聞かれたので、「WJUというコンサル会社の本間代表という方が企画してくださっています。本当にありがたいです。」と回答してます。
第一線を退いても人材育成のために汗をかいておられる安倍前理事長もさすがだと思いました。
最後に、献身的にサポートしてくださった藤木さん渡辺さん、本当にありがとうございます。
企画から実行中のお世話まで、本当にお疲れさまでした。
お二人のサポートのおかげで、楽しく学びと関係づくりに集中することができました。
今後とも、何かとお世話になりますが、よろしくお願いいたします。