以上の全てを客観的な数式にして、比べるのであれば分かるのですが、どうなんですかね。

ある記事を読んでいたら、「介護業界の平均年収は2022年時点で392万円だった。」と書かれていて、だから、介護職は給与が低いと書いてあります。

私には、いつもこの手の記事に違和感を感じます。

主に、以下の3点。

⑴ 現場職が9割で、管理職が1割の業界と、全自動機械設備があって、でっかい工場で現場職が少ない業界と比べているのであれば、それは違うかも。商社なんて、実務は、ほぼほぼ下請けがやっているわけで、その中小企業の人たちの賃金も入れて「平均」というのであれば分かるわけで。介護は下請けないんでね。

⑵ 給与はもっと出したいわけですが、制度ビジネスで、国が給与を決めているところもあるわけで、業界に問題がある的な印象操作はよくないですね。

⑶ 地域格差があるわけですよね、働く人の需給には。また、川渡れば東京がある街なんかは、超不利なわけで、何もしない行政にも大きな問題があるのは事実です。

以上の全てを客観的な数式にして、比べるのであれば分かるのですが、どうなんですかね。