私が、今、研修のご依頼をいただくたびに、繰り返し、お話ししていることです。
「介護職の減少が、24年の処遇改善改定につながっている。」と。
厚労省の集計は、この報道よりも2倍の数で集計しています。
人がいないわけではなく、選ばれるかどうかです。
働く人の時代です。
だから、① 働きやすい環境、② 利益を上げたいのなら、利益は分配する。
絶対やってはいけないことは、経営者の個人的な関係で、人が使えない人を管理職にすること。← まわりからするとただの迷惑。
(報道)
「介護職員の数は令和5年度に、およそ212万6000人で、前の年度よりも2万8000人減少し、厚生労働省は、減少に転じるのは調査開始以来初めて。」
「厚生労働省は、去年10月1日時点での有料老人ホームなど介護施設や介護サービス事業所で働く職員の数は、およそ212万6000人で、前の年度からおよそ2万8000人減少しました。」
「介護職員の数が減少したのは、介護保険制度が始まり、調査を開始した平成12年度以来初めて。」
「厚生労働省は減少に転じた要因として、介護職員の給与は、去年6月時点で月に30万円で、全産業の平均よりも6万9000円低いことをあげている。」
「介護職員は、団塊ジュニアの世代が高齢者となる2040年度には272万人が必要で、59万4000人が不足すると予測されている。」
「国は、介護職員の処遇改善とともに、生産性の向上に向けたデジタル技術の導入や、外国人材の受け入れ環境の整備などの取り組みを進めるとしている。」