皆さんは、私が、今、作成している、現状調査の冒頭部分を読んで、何を感じます?
ひとたび、このような状況になってしまうと、正常な経営に戻すのは、相当なインパクトと忍耐と「時間と書いて継続と読む」が必要となる。組織の変更、新設の部署か担当、正しい教育の仕組みと実行がいる。
何よりも、経営者の強い意志、管理者のやる気と信じる気持ち、経営者と管理者が一つになって目標に向かうマインドセットとチームビルディングが必要になる。
経営者って「太陽と風と雨と土」で、管理者は「土に種を植えていって、いろんな作物を育てる役目」です。そうすれば、あとは我慢して時を待てば、自ずと、実り豊かな大地に変わります。
それまでは、耐えないといけませんね。
(報告書)
現状を 変えたいという経営層と現場を変えたい変えて欲しい という現場の管理者層が、現状への対応で精一杯で、出口戦略がないまま、日々、対応に追われている。そして、ある種の法人に対するあきらめがあり、それが職員インタビューでは、法人に対する不信感となっているため、3日間のインタビューは、現状に対してする窮状を訴える内容と将来に対して悲観する内容がひとんどで、他の法人によくみられる、改善策を提案、上司に対する批判、将来に対する期待もなく、この現状を受け入れている印象すら感じられた。
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医療、福祉は、利益が出る。なぜなら、そのように制度設計されているから。経営者は、ある意味、自分との戦いだと、いつも思うのです。
私は、コンサルティングをしていて、障がい事業をしています。WJUFSの職員さんは、私が出張って来て「利益、利益、利益」と言っていないことを知っています。私は、「適正な利益」を要求しています。
だから、適正な利益は「黒字の平均とベストプラクティスの間くらい。」です。黒字の平均とベストプラクティスが出たら、「当事者」「職員」「地域」「会社」で分けます。悪どく行こうと思えば出来てしまうのでね。
ターゲットを「適正な利益」と決めておけば、私の顔色を窺わずで仕事と向き合えますででしょう?経営者って「太陽と風と雨と土」だし、管理者は「土に種を植えていって、いろんな作物を育てる役目」だものね。
経営者の役目
1 明確に、ハッキリと、ゴール、目標を決めること。
2 風土(カルチャー)が王道であること。姑息をして利益を得るような風土と文化にさせないこと。
3 事業を任せていると、功をあせって、道を外す職員がいるので、これを見張っておくこと。だから、しつけをしっかりすること。
4 戦うための環境を与えること(戦略、戦術、法人内連携、教育訓練、数値目標、黄金比率、武器、要員、スケジュール)。
5 あとは、口を出さず、我慢、我慢、我慢。
6 一喜一憂ぜず、常に前向きな言葉で、戦う人たちに勇気を与えること。