今、水戸に向かってます。特急ひたちです。明日、第52回 関東地区知的障害者関係施設職員研究大会 茨城大会 で、基調講演を務めさせていただくためです。で、今回、WJUFSの障がい部門から2人が学習のため沖縄から来ています。良い機会なので、赤松さんも加わって、WJUのコンサルタントと懇親会をすることに。
忙しいのに、わざわざ沖縄からなんで来るのか?ですが、当然ながら「 企業は人なり」だからです。だって、業績は人で決まるでしょう?だから、そのためには教育なのです。教育が全てです。
私の職員育成方針は「一身独立」です。絶対に、指示待ち管理職は作らない。「指示待ち管理職は卑怯だよ。」と言っています。だって、責任逃れだし、考えなくていいから楽です。ほんと楽ちん。そして成長しないでしょう? 未来永劫成長しない。
では、自分で考えて失敗したらどうするか? 失敗の責任は上の人が取ればいいです。そのためにいるわけだから。それを何とかするのが上司なわけで。
「一身独立」は、目指す管理職の在り方を表します。「一身独立して一国独立す」は福沢諭吉先生の言葉です。「働く人が一人ひとりが独立した精神を持つことで、初めて法人全体が独立できる」という意味です。個人の自立が、法人全体の発展に繋がるという考え方です。この言葉は、個人の独立がいかに重要かを説いています。
思考の独立:自分で考え、他人に依存しない思考を持つこと。
行動の独立:自分の判断で行動し、責任を持つこと。
精神の独立:自立心を持ち、他人に頼らない強い精神を持つこと。
もちろん、上司は、この人たちでチームを作るのです。勝てるチームづくりをすることは事業所長には求められるわけです。そのためには、明確な、方針とチーム戦術が必要です。当然のことながら勝てる戦略と戦術がないと「一身独立」の職員さんを使い切ることはできません。
で、もし、働く職員さんが「俺のやり方は違うんだよね。」となったら、試合に出さなければ良いんです。サッカーなら試合に出るのは11名。ラグビーなら試合に出るのは15名。勝手にプレーする選手がいたら絶対に負けます。チーム戦術に従わない選手を使って負けたら、そんな監督にチームを任せるオーナーはいません。
そのためには、オーナー、本部、監督、選手の順に、勉強して勉強して勉強する。そして、努力して努力して努力することです。
でね、人は優秀であれば良いわけではありません。IQ の高い人は世の中にいっぱいいます。しかし、そう言う人に限って EQ が低いのです。で、それが分からない。だから「監督は、なんで、優秀な私を使わずに、私より能力が劣る彼を使うのか?」となるわけです。IQ は鍛えられるわけですが、EQ は鍛えると言うのが難しいんですよね。
だから、結論として以下の内容になります。
1 主体的に考えて動く人になる
2 IQ よりも EQを磨く
3 仕事に対するマインド
4 ものの見方と考え方(思考モデル)
5 自らの役割の理解
6 全体最適で会社の決定や仕事の仕方を理解する
7 自らの仕事をPDCAで考える
8 何事にも感謝する
人を作るのは、大変ですが、やるしかないわけです。
まあ、今日の夜は、焼肉 + カラオケとのことですので、楽しくやりたいですね。